見守り
見守り契約って何？
「見守り契約」とは、電話や訪問など定期的に連絡を取ることで、ご本人の心身の健康状況や日常生活に異変がないかどうかを確認し、生活を見守る契約のことです。
おひとり暮らしの方は、健康状態が悪くなったり、判断能力が低下してきても、周りに気づいてもらえないことが多いです。
その期間に、悪徳商法や詐欺などに騙され、大事な資産を失うケースもあります。
また、急な病気やケガのときの駆けつけや手続きについて心配される方も多くいらっしゃいます。
「見守り契約」を結んでおくことで、
早期に必要な介護サポートに
つなげることができたり、
健康状態の悪化や判断能力が
低下した際に、
「事務委任契約」や「任意後見契約」
などの開始を適切に
判断することができます。
この「見守り契約」と、「事務委任契約」「任意後見契約」を同時に結んでおくことで、入院や施設入居時も対応でき、安心した生活を送ることができます。
※お近くにご家族が住んでいて、定期的に訪問していただける方は「見守り契約」は必要ではありません。
また、「見守り契約」は自由な契約ですので、お電話や訪問の頻度など、ご希望に合わせて決めることができます。
主に見守り契約の
対象となる方
- おひとり暮らしの方
- 家族が遠方に住んでいる方
- 親族と疎遠になっている方
- 子どもや兄弟がおらず、配偶者を既に亡くされている方
- 認知症対策として任意後見契約を検討されている方
- 悪徳商法に引っかからないか不安に思われている方
見守り訪問エリア
兵庫 大阪
当センター 見守り契約の具体的な内容
| 定期的な連絡 や訪問 |
定期的な連絡や訪問により、委任者の健康状態や生活状況の確認を行います。 |
|---|---|
| 親族、家族への 報告 |
遠方に家族・親族がいる場合、定期的に健康状態や生活状況などを家族・親族に報告いたします。 |
| 重要な契約ごと などの相談 |
訪問販売や勧誘などの契約に関する相談を受けた場合、各種専門家につなぎ、トラブル回避を図ります。また、電話や訪問を通じて、消費者トラブルと思われる状態を知った場合、速やかに関係機関に対応措置の要請をいたします。 |
|
認知症になる前に 「任意後見」などの 手続きを サポート |
認知症になる前に、見守りによって身体能力・判断能力を確認しながら、必要に応じ、「任意後見」などの手続きをサポートしていきます。 |
|
支援が必要に なった ときの サポート |
支援が必要な状態になった際、専門スタッフによる電話や面会を通じて認定にあたる身体的な不具合をお伺いし、要支援の早期認定につなげ、介護保険サービスを利用できるようサポートします。 |
|
地域包括センターや 介護従事者と 連携 |
地域包括センター、ケアマネージャー、介護ヘルパーの方と密に連携し、ご利用者の方の状況を把握・情報共有を行います。 |
| 緊急連絡先としてサポート | 生活の中で緊急連絡先が必要な場面（旅行の申込、パスポートの発行・更新、スポーツジム入会やイベントの参加、緊急通報装置の設置等）で、緊急連絡先としてご登録いただけます。 |
| 生活の困りごとのサポート | 上記の内容にかかわらず、お電話や訪問時にご相談いただきましたら、必要に応じ、行政サービス・福祉サービス・介護保険外サービスなどをご案内していきます。 |
| 毎日の安否確認 |
見守りサポートツールをご利用することにより、毎日の安否確認を行います。 連絡がつかない場合や異変を感じた場合は緊急駆けつけや訪問確認の手配を行います。 |
| オプション急病等の緊急対応 | 別途、警備会社等への申込が必要になります。 |
見守り契約と他の契約
との組み合わせ
見守り契約というのは、身体能力・判断能力の低下、亡くなった後の手続きなど、この先起こりうることに対して、スムーズにサポートが受けられるための契約です。
見守り契約は他の契約と組み合わせることで、より安心して生活することができます。
具体的には
- 見守り契約＋事務委任契約
＋任意後見契約 - 見守り契約＋死後事務委任契約
- 見守り契約＋任意後見契約
＋死後事務委任契約
というふうに、ご自身にとっての必要性に合わせて組み合わせることが大切です。
見守り開始までの流れ
1当センター見守り契約についてのご説明
2ご希望のヒアリング
電話、訪問の頻度などのご希望をお聞きします
3契約書作成、内容確認
4契約
5見守りサポート
ツールの導入サポート
6見守り開始
費用について
- 見守り契約書作成料
55,000円（税込） - 月々の見守り契約
2,860円（税込）～
お電話・訪問の頻度により月々の金額は変わります。
ご希望に合わせてお見積りいたしますのでご相談ください。
（※警備会社等緊急駆けつけ装置料金は別途）