2015.01.01

経営メモ「社長の仕事」-経営者の手腕の差はどこから生まれるか?( Vol.23)


皆さん、あけましておめでとうございます。年末はいかがお過ごしでしたか?私も経営者の端くれ、昨年を振り返り、今年の展望を描いてみよう、と思いました。

まず、環境から。経営者を取り巻く環境をキーワードで表現すると、以下の5つのキーワードが頭にすぐ浮かびました。それは、「低金利」「資産インフレ」「円安」「消費増税」「低成長」です。弊法人のお客様の財務数値を見ていると、やはりこのキーワードにうまく乗れた会社とそうでない会社で明暗が分かれているようです。

結局はアベノミクス

この5つのキーワードは、そのままアベノミクスのキーワードということになりますので、結局、アベノミクスにうまく乗った経営者が業績を伸ばしている、ということになります。

しかし、追い風を受けて伸ばしている会社の中でもそれなりに差があり、逆風を受けて劣勢にたっている会社でも、ボロボロになる会社とそれなりに乗り切っている会社が存在するのも事実です。はて?何が違うのか。もちろんそれは「経営者の手腕の差」ということになります。

追い風の中でも試される経営者の手腕

では「経営者の手腕の差」はどこからうまれるか?と自分自身の経営のやり方も反省しつつ、考え、悩むことが多い年末でした(皆さんも同じではないでしょうか)。

成功の理由に自覚的であるかどうか

そんな悩める経営者を一喝してくれる本を手にしました。「社長の掟」(PHPビジネス信書/吉越浩一郎 著)は、社長の仕事を見事に、そして少し過激に定義しています。著者の吉越さんは、残業ゼロ、早朝会議、デッドライン等の経営手法を取り入れ外資系企業で成功をおさめた異色の経営者です。

社長の仕事を定義する「社長の掟」

・社長とは、「何があっても利益を出し続ける」者のこと
・社長とは、「戦略」を打ち出す者
・社長は、部下に嫌われてもかまわない
・社長は、独断的でけっこう
・社長は、部下を育てられない
・社長は、社員を家族とおもうな
・社長は、定時で帰れ
・社長は、革命家であれ
・社長は、愚痴をいわない
・社長は、広告塔であれ

これいがいにも数多くの「社長とは・・・」が記載されており、「そういう考え方もあるのだな」と参考(あくまで参考にとどめるべき)になりました。巻末には、著者は「自分が成功できた理由」は、「社長の仕事の何たるかについて誰よりも自覚的であったから」と結んでいます。

社長の経営スタイルは千差万別であり、方程式のようなものはあるはずもないのですが、この「社長という仕事に自覚的でなければならない」ということの持つ意味合いはとても大きいと私も改めて感じました。

 

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