新しいことに挑み続けられる環境が、
好奇心旺盛な私の意欲を満たす。

私は、現在人事制度のコンサルティング業務を主に担当していますが、他にも労務顧問として日々の労務相談を受けたり、組織整備の一環である就業規則や組織規程などを作成する業務を行っています。
社会保険労務士の業務は、人事部や総務部の方とお仕事することが多く、社外の人事部的な役割を担ってきました。業務を遂行するうちに人事部を内部から知りたいという想いが生まれ、人事部の統括業務ができる事業会社に入社しました。その後、社会保険労務士として進むべきなのか、事業会社の人事部へ進むべきなのかという岐路に立ったとき、社会保険労務士として生きていこうと考え、CAの募集を知りました。
当時のCAは、税理士法人の色が強い中、新たに社会保険労務士法人を立ち上げる計画をしており、必要な人材を募集していました。新規法人の立ち上げという貴重な機会にぜひ、これまでの経験を活かしたいと思い、入社を決意。立ち上げメンバーの一員として、一から基盤を創るというなかなか経験することのできない機会を得ることができました。CAは税務、労務、会計の横のつながりがあり、ワンストップで対応できる大きな強みを持っています。特にM&Aの際に必要不可欠な労務デューデリジェンスを行うときにおいて、財務チームと税務チームと連携しながら「どこにリスクがあるのか」を互いに論点だしできるような環境は、CAならではの武器と言えますね。私の社会保険労務士としての専門知識も、このチームワークを支える大事な要素となっていることに誇りを感じています。

困難を乗り越え、得たものは
未来に繋がる土台となる。

社会保険労務士法人としての基盤を一から整えていく際に困難になったことは、人員も充分でなく、市場も拓けていなかったため、単独で営業ができなかったことです。
それを解決するために、まず顧客を多く持つ税務チームとの連携を築くことから始めました。そして、税務チームからの紹介により、労務部分を私たちに一任してもらえるような流れを作りました。
しかし、少人数ゆえにせっかく新しい案件が生まれても既存の業務に追われ、すぐに新規案件にとりかかれないという焦りを感じる日々が続きました。そのような状況をチームで乗り越えることにより、さらなる達成感が得られ、やりがいにも繁がってきたように思います。
そんな私たちも間もなく4年目を迎えます。これからは、「人という資源をいかに活用して企業の付加価値を高めることができるのか」という経営側の視点を持ち、代表様や企業の経営層の方たちと対等に話ができるコンサルタントを育成し、社会保険労務士法人のクオリティを日々高めていきたいと思います。