前職は人材総合サービス業界で、グループ会社90社の労務管理を行っていました。給与計算、社会保険の手続き、健康診断、福利厚生といった幅広い業務がある中で、私は社会保険業務のチームリーダーとして取りまとめをしていました。
業務軸でのチーム構成だったので、自分が携わったことのない業務(給与計算や労務コンサルティング)にもチャレンジし、さらに自分自身のスキルの幅を広げていきたいという思いを持ったのが、転職を決めたきっかけです。
日本クレアスでは、お客様1社ごとに窓口担当が一気通貫で業務を行っているので、お客様とのお話次第で提供するサービスは無限に広がります。前職では携わることができなかった領域も、先輩の力を借りながらひとつひとつ経験を積んでいくことができました。
また、一人で全ての業務を行うのではなく、複数名のチームで一緒に業務を進めます。必ずダブルチェックをする担当者がついているため、不明点があれば相談し合える環境があるのも日本クレアスで働く魅力の一つです。
入社当初は今より社員数が少なかったのですが、業務フローやチェック体制が整っていて、「質の高いサービスを提供することにこだわっているんだ!」と驚いたことを覚えています。
社労士法人に限らず、日本クレアスはお客様のご紹介で新しいお客様にご契約いただくことが多く、日頃から信頼いただけるサービスを提供しているからこそ、お客様との間に信頼関係が結ばれ、ご紹介いただけるのだと思います。
その積み重ねが、組織を強くさせる。
現在の業務は月次の給与計算や、社会保険手続き業務を主としています。加えて季節的な業務はプロジェクトチームを編成します。私は年末調整や労働保険の年度更新、算定基礎届のプロジェクトリーダーとして、業務スケジュールを考えたり、メンバーにやってもらうことの割り振りを決めたり、マニュアルを作成したりしています。
意識していることは、一人で抱え込むのではなく、周りを巻き込んで推進すること。進捗管理を行い、滞っている部分があれば再度分担を検討するなど、メンバーが動きやすい体制にしていくことがリーダーの役割だと
思っています。責任が大きく大変なこともありますが、その分やりがいを感じられます。
業務以外には、後輩のフォローアップも担当しています。月に一度の面談では、業務上の悩みはもちろん、ちょっとした雑談もしているので、コミュニケーションをとる良い機会になり、それが仕事にも活きています。
また後輩から質問を受けたときは、すぐに答えを出さないようにしています。
それは意地悪をしている訳ではなく、「なぜ?」を深掘りして、自分自身で仮説を立てることで、意見を持って行動できるようになってもらいたいから。年齢や立場に関わらず、互いに提案し合える組織が理想ですね。
入社直後は、意見を言っても良いのか分からずためらうこともあると思います。私自身もそうでした。 ですが「これは言った方がいい」と思ったことを上長に伝えると、しっかりと受け入れてもらえた記憶ばかりです。新入社員の意見でも、良いものは取り入れる。こうした組織風土が、日本クレアスの好きなところです。
これから日本クレアスはさらに拡大を続け、1000名体制を目標としているので、仕組み創りがより重要になっていくと考えます。日本クレアスの良い文化を残しながらも、お客様からのニーズや時流に沿って柔軟に変化し続けるために、将来を見据えた人材育成や組織体制の強化に携わっていきたいです。