前職は職員が10名程度の会計事務所でした。「もっと様々な業界を担当したい」「仕事の幅を広げてみたい」という気持ちが次第に大きくなっていき、面接を通して、当法人であればその想いを叶えることが出来ると思い、入社を決めました。
入社後は、月次の入力、申告書の作成、お客様先へ訪問する経理業務代行(アウトソーシング業務)からスタートしました。働き始めて驚いたことは、想像以上のスピード感と業務の幅広さ。面接時に「他の事務所の3年分を1年で経験できる」と聞いていましたが、まさにその通り。前職では、申告書作成は月2、3件ほどでしたが、当法人では毎月数件の申告書作成と並行して月次等を進めるため、スケジュール管理が大変でした。
入社当初は戸惑いもありましたが、フォローアップ担当に相談しながら業務を進められたので安心でした。当法人ではフォローアップ制度として、業務スケジュールの管理などを相談出来る担当者が社員一人ひとりについており、成長をバックアップしてもらえるため、とても心強いです。それ以外でも、自分から声を掛ければ周りの人も快く助けてくれます。一度教えてもらったことは忘れないよう復習し、自分の力に変えていくための工夫もしていました。
会計税務部門は比較的企業規模の大きなクライアントが多いため、経験が浅い私は、窓口としてお客様と直接やりとりするよりも、社内での業務をメインに担当していました。先輩方がお客様からのお問い合わせやご相談に対して、的確にわかりやすく説明する姿を見ているうちに、「お客様と直接対話しながら業務を進めていきたい」「お客様へ説明するスキルを身に着けたい」という思いが膨らんでいき、フォローアップ担当に相談をしていたところ、医療事業部への異動の打診がありました。
医療事業部は、個人歯科のクライアントが多く、お客様との距離も近いため、窓口対応から書類作成まで同じ担当者が一貫して対応しています。自分がやりたい業務の方向性とマッチしていましたが、これまで通り法人の申告書作成にも携わりたいという思いがあったため、とても悩みました。しかし、上長から、具体的に任される仕事のイメージや、医療事業部での業務スケジュールを管理した上で、自ら手を挙げれば、法人の申告書作成に携わることも可能だと提案があり、新しい部署で挑戦したいといった想いがわき、異動を決意しました。実際に異動後も法人の申告書作成を任されるなど、希望が叶っています。
専門家として、人として、頼られる存在になるために。
現在は医療事業部で、個人歯科や医療法人、医療業界以外の法人も担当しています。医療事業部は、クライアントとの距離がとても近く、毎日様々な質問や依頼を受けます。個人歯科の場合は事業会社とは異なり、経理の担当者がいないことが多いため、院長先生と直接やりとりしています。わからないことがあれば「日本クレアスの担当者に聞こう」となりますので、こちらも専門的な知識の習得と、ご質問やご相談に対しどうお伝えすれば理解していただけるか、日々勉強が必要です。「この人が担当で良かった」と思っていただけるよう、努力していきたいです。
部内では基本的に週1回ミーティングをしているので、業務改善などの意見を出し合う機会があります。実際に、私が会計税務部門での経験を元に提案した内容が取り入れられ、業務フローが変わったという経験もしました。会計税務部門と医療事業部の両方の経験を活かし、2つの部門を繋げていける存在になりたいです。
入社してすぐに発信するのは難しいかもしれませんが、提案すれば聞き入れてもらえますし、みんなで考えるといった風土があります。これから入ってきてくださる方にも、ぜひ意見を発信していただきたいと思います。そして、新しく入社された方が、戸惑うことがないようにフォローをしていくことも、今後の私の役目だと思っています。