CAでしかできないM&Aがそのジレンマを解決した。
私は、M&A業務を担当しています。CAに入社する以前は、金融機関や事業会社のM&A部署にて買収業務を担当し、その後はM&Aの専門会社にてコンサルティング部門やマーケティング部門のプレイングマネジャーとしてアドバイザーを勤めました。 その間、取引金額(株価)が五千億円にも上る大口案件や、名立たる専門家ファームを集結した華やかな案件など、実に数多くの経験を積むことはできましたが、何かがもの足りず、悶々とした時間を過ごしていました。
その何かを求めてCAの門を叩くことになるのですが、入社して直ぐに感じたことは、お客様との距離が非常に近いということでした。 なぜ、「非常に近いのか」というと、CAのM&A担当者は、M&Aの相談をされにいらっしゃるお客様であっても、客観的な判断とコメントを行ないます。つまりM&A以外の提案を勧めることもあります。タイミングを先延ばしにするように提案することもありますね。
お客様に私たちのサービスメニューを押し付けるのではなく、お客様にとってベストな方法に私たちを合わせにいきます。これについては、専門性の高いメンバーが揃っているため、IPO(株式公開)、親から子への事業承継、MBO(役員・従業員への承継)など、幅広いメニューの提供ができる組織であるからだと言えます。また、自分たちの時間軸を押し付けることもありません。「Long Term Good Relation」という方針を真剣に掲げているCAならではの特徴です。
本当にお客様の立場にたって仕事をすることは、容易にできることではありません。 しかし、それによってお客様からの相談をより良い形で解決できることとなり、コンサルタントとしての本質が見えてきます。
得るべき知識があることに、チャレンジスピリッツがくすぐられる。
私たちが提案する友好的なM&Aは、もっと多くの方に知っていただく必要があります。 そのために、理念を共有することができるもっと多くの仲間と一緒に仕事をしたいと考えています。 業務の幅という点では、上場企業が行なう大がかりな企業買収から、中小企業の後継者探しなど、業務の領域は非常に広く、1つとして同じ型にはまることはありません。
また、常に企業のトップクラスの方に対して、様々な提案を行います。そのため、専門知識を高めることは必須。人間力を高めることも欠かすことはできません。 つまり、自ら知識と経験を研鑽しつつも決して驕らず、しっかりと斟酌し、適切な判断ができる素地が求められる仕事です。 経験の浅いスタッフについては先輩スタッフがフォローしながらも、あくまでも担当者が責任を持って最初から最後までお客様と向き合う体制を整えています。
私は、M&Aを通じて、まだまだやりたいことがたくさんあります。一人ではいくら頑張っても意味がありません。 多くの仲間と共に、多くのお客様に喜んでいただける仕事をしたいと考えています。