監査とは違って、税務は“出来上がるまで”のプロセスに関わるので、手間も責任も大きいです。でも、その分やりがいもあります。
まずは自己紹介をお願いします。
富山県富山市出身です。大学進学で千葉に出て、その後は東京で就職・資格の勉強をしていました。東京には12年間住んでいましたが、30歳をきっかけに地元へ戻ってきました。家では小学生の息子が二人いて、今は彼らと遊ぶことが一番の楽しみですね。
これまでどんなキャリアを歩んできたのでしょうか?
最初はテレビ局に就職しました。でも思った以上に大変で、すぐに辞めてしまいました。その後はアルバイトをしながら資格の勉強をして、会計士試験に合格しました。30歳の時に地元へ戻る決断をして、地元の監査法人に入りました。結婚相手も地元出身だったので、ちょうどよいタイミングでしたね。
監査法人での仕事はどんなものでしたか?
形式に従って淡々とやる作業が中心で、正直、あまり自分には向いていないと感じました。クライアントに多くの資料をお願いすることも多くて、それが負担になっていると感じたんです。もっと感謝される仕事、人の役に立つ実感が持てる仕事がしたいと思うようになりました。
税務の仕事に転向してどう感じましたか?
監査とは全く違って、想像以上に難しいですね。監査は出来上がったものを見る側でしたけど、税務はその“出来上がるまで”のプロセスに関わるので、手間も責任も大きいです。でも、その分やりがいもあります。
将来的には、目の前の業務だけでなく、付加価値を出せるような存在になりたいと思っています。
一般法人の会計・税務と社会福祉法人の仕事、どちらがご自身に合っていると思いますか?
うーん、どちらも良さがありますね。税務は細かいし、現場のプレッシャーも大きいけど、その分達成感があります。社会福祉法人の方は基準がしっかりあるので、やりやすい反面、少し画一的で柔軟さが求められない部分もあるかなと。
どちらも楽しいですし、課題もあるという感じですね。
富山本部の雰囲気について教えてください。
皆さん本当に人が良いです。常識的というか、人のことをちゃんと考えて動いている方ばかりで、相談しやすいし働きやすい環境だと思います。
今後の目標を教えてください。
今はとにかく知識をもっと増やしたいですね。将来的には、補助金や社会福祉法人の配置基準など、実務に即したアドバイスができるようになりたいです。
目の前の業務だけでなく、付加価値を出せるような存在になりたいと思っています。